No 1574 流れ流れてばっくれて、いろんな価値観知りました(6) 2010.10.01
エピローグ
いろいろな価値観があっていい。どれが正しいと規定する必要もない。幸せの概念基準がどこにあるのか、それぞれ違うのと同じことだ。
この夏の高校野球は沖縄フィーバーに沸いた。しかし、みんながみんな沖縄に悲願の優勝旗と思っていたのだろうか。この夏の沖縄フィーバーの対極にあるのがこのマンガだ。
※ 山科けいすけ四コママンガ『C級サラリーマン講座』
上司 「昨日の高校野球決勝、どう思った?」
部下(首をひねりながら)「どうして、ぼくが高校生のクラブ活動に興味を持たなきゃならないんですか?」
上司「そ、そんなに唐突な質問だったかね?」
タイトルの『道理』を『価値観』と置き換えてもいいだろう。沖縄勢の活躍に水をさす気は毛頭無いが、実に卓越した四コママンガだと思う。
価値観を固定する必要は無い。ユートピアはどこかに求めても蜃気楼のように消えていく。しかしユートピアを求めないと私達は、次の動きを作っていけない。
So what should utopia be good for ?
It is good because it keeps us moving.
フレネ教育者国際集会(1998 日本)でのプレジデント・シルビア(スイス)の演説より