No.19 2010.1.29 「お約束の先生方」
「昨日は暖かかったのに」というような、予測しがたい天気が続いています。子ども達はそんなのどこ吹く風、天気に構っていては遊びもできんとばかりの元気さをもっています。(特に小、中あたりで)
毎週金曜日は、ミーティングで決めたお散歩の日ですが、どこに行っても大体お約束のように出会う人々が居ます。
幼稚園、保育園、小学校、中学校の団体です。それも決まって昼食時。これがちょっと気をつけて見るとおもしろい事実に出会います。
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幼稚園、保育園、の先生は、どこでも子ども達と同じシートの上、机などで「輪」の中に入って昼食をとります。
一方、小学校、中学校の先生達は、それぞれの輪(子ども達5、6人ずつ)を「この辺りでね」と言い放ち、先生達で固まって、20m程離れたところで食事をとります。
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年齢によって「一緒に食事をとるか否か」という様な分かれ道が教育方針にあるのでしょうか?そういう様なことは聞いたことがないのですが...
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更には、幼稚園、保育園の先生方のお散歩用の靴は、決まってスニーカーやそれに近い運動向きのもの。(この先生方は全員女性、年老いた先生ほど動きやすく機能性に優れた身なり、リュック)
小学校、中学校の先生達は、男性は先っちょの上がった六本木向きの靴、女性はスニーカーともつかない靴。(若い先生ほどかっこよく、キレイに、汚れないようにキメていることが多い、手持ちの革カバン)
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付け足すと、団体行動の時幼稚園の先生達は、手をつないだりしながら、グループとグループの間や中心に常に位置しています。
逆に、小、中学校の先生達は、30人から60人を一塊にして、その周りを衛星の様にグルグルと歩き行動します。
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引率する子ども達の年齢もしくは学年、所属によって、全く先生方の在り方が違います。
フレネでは、輪を作ったり、作らなかったりということころから条件が異なるので、比較の対象にはなりません。(人数も、絶対少人数の為)しかし、昼食は一緒、決まって動きやすい身なりです。歩くときは先頭です。
どういう条件かを探ろうとすると、決まって「共同作業」が前提にあるか「管理」が前提にあるのかという考えにいきつきます。食事というのは「共同作業」の一つと考えることができます。立場の違う人々が、特別な関係意外で言葉をかわしうるための場が食事にはあります。ここで、輪の変化や乱れ、輪の共有事項や個々の顔色、ハマっているネタまでもほとんどを感じることができます。
更に、子どもと接する時には、何が起こるかわかりません。施設内でもそうなのに、まして外に出るときには細心の注意を払いながら一つの団体として動きます。そして一番大切なことに、大人の立ち位置によって、子ども達との信頼というものはなかなか築きづらいのです。
しかし、小、中学校の先生達を見ているとどうでしょう。今日見かけた先生達は、子ども達に芝生の上でシートで昼食をとらせている間、その子達に背を向けるように設置してあるベンチに腰掛けました(しかも全先生)。その上、自分達の会話に夢中なのか、子ども達の方に首を向ける回数も2分に一回程度(4人中の一人だけがやっとそんな感じ)。
管理教育どうのこうのと言われている学校という体制ですが、これでは管理も何もあったものではありません。約60人を相手にしている4人の先生方が、子ども達の顔色も確かめずに、自分達の話で盛り上がりながら昼食をとる光景は、いわゆる「平和ボケ」「理論先行型」という様な言葉を連想させました。
ちなみに僕は、子ども達の輪の中でキャッキャして一緒に芝生で走り回っているような、色白の幼稚園の先生が非常に好みのタイプです笑。(これでおいしいタマゴサンドなんか作っていたら...もう!)
以上、寒い日に走り回りながら感じたことでした。
