デイリーフレネ

NO 1589 チェルノブイリと福島 2011.09.28

昨日の朝日新聞夕刊・・・、福島市近郊土湯温泉の旅館が相次ぎ閉館という記事が出ていた。桜の名所としても有名で「観桜しながら温泉」と雑誌にも紹介されたことがある。

 

ところが、3.11である。風評というのは恐ろしい。観光客が殆ど来なくなり、中型・大型の旅館・ホテルが次々閉館・・・。自己破産して行方もわからない館主も・・・。被災者受け入れの終了をきっかけに閉館するところも多かったらしい・・・。

 

ところで、またまた本日の朝日新聞第7面・・・。『汚染の帯250キロ セシウム、群馬まで届く』。

文部科学省の調査で1㎡あたり3万ベクレル以上のセシウム蓄積量地域が群馬まで広がっていることがわかった。福島第一原発付近は、60万ベクレル以上、福島県東部では6万から60万ベクレル以上の数値を測定・・・。

ちなみにチェルノブイリ原発事故では3万7千ベクレル以上が『汚染地域』とされたそうだ。

 

増税でこの事態を乗り越えようとしている日本国・・・。子ども達に未来は、あるのだろうか?

原発は、エネルギーを放出すると同時に有害な物質も放出されるという矛盾をゆめゆめ忘れてはいけない・・・。

日々の状況や教育エッセイをJF代表・木幡が執筆。
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