デイリーフレネ

No1651 木幡の授業の感想文 2013.10.01

9月上旬、鎌倉市教育センターの主催で行われた授業づくり講座の感想文をFBに転載しました。感想文の全て(抜粋)を読みたいとの要望がありましたので転載します。

ぼくの講演や講座は、全て模擬授業形式で行われます。鎌倉市立深沢小学校の教職員を中心に市内の小学校からも参加者があり、楽しい会でした。授業の内容は、下記URL(ジャパンフレネHP『おーい!仲間たち』2013.09.30)とほぼ同じです。


-------------------------------------------- 転載

(前略)

当日の模擬授業では、体積をテーマとしたブラックな教材をご提示いただくたびに、深沢小学校の教員が目を輝かせて自分の考えを発言し他の人の意見に感心し、検証の実験を食い入るように見つめて歓声を上げる姿がありました。授業形態だったので、実際に投げかける発問を具体的に学びながら「教材の力」を実感するとともに、自分の授業実践を振り返るよい機会となったようです。

(後略)

以下、感想文の抜粋。

● 探究心を刺激されました。どうなるのかな?知りたいという気持ちが和気ました。教材の大切さを改めて感じる機会になりました。

● やりとりをしながら、「不思議」「なぜ」を追求していく授業でとても楽しく学べました。楽しいと思える授業作りを実践したいです。

● 実際に授業の形で行ってくださったので、色々な意見に対する切りかえの仕方やまとめ方などが分かりました。とても楽しい研修でした。教材選びが授業にとって、とても重要だということがわかりました。

● 子どもが夏休みの自由研究でトルネードを作ってきました。時間が取れたら、今日の実験をみんなで見てみたいとおもいました。ジャガイモの実験では、みんなの心が一致したとおもいます。「もったいない」と。でも、結果はとても感動しました。ありがとうございました。

● 研修を受けているという感覚ではなく、本当に授業(クイズに参加するような感覚で)を受けることができ、あっという間でした。日々の授業でも子ども達が、ぐっと食いつくような教材を用意できればと思いますが、なかなか自分の引き出しを増やせず・・・。今日のことも、自分の中の引き出しの一つとして大切にしたいです。

● お腹いっぱいです。とても参考になりました。ありがとうございました。

● 全員参加の授業、子どもと作り上げる授業が実感できました。ありがとうございました。

● 興味のわく授業づくり・教材について、ありがとうございました。

● とてもおもしろかったです。教材の魅力や教材研究の大切さを改めて感じられました。講師の先生もとても良かったです。

● 教材が90%、マインドマップなど今後の授業の参考になりました。

● 30年ぶりにお話を聞きましたが、30年前と変わらないおもしろい授業でした。教材が90%、ライブ感覚の授業、大切にしたいです。~しなければいけないばかりの日々を見直したいです。

● 「どれが正しいのかわからない。でも思わず引きこまれて考えてしまう」というBlackな教材を堪能しました。自分はもう大人だということもあるのか、もともと自由な発想に欠けているのか、なかなか正解にたどり着けず、悔しい思いもしましたが、それでも「まだまだやりたい!」と思いました。いい教材の持つ力を改めて実感させて頂きました。

● 水が落ちるか落ちないか、どうやったら水が落ちるかなどみんなで考えるとたくさんの意見が出て、「なるほどな~」「それはないなあ」など、みんなの意見からも学ぶことができました。教材づくりをもっとがんばろうと思いました。

● 教材が90%というのがとてもよくわかりました。次々に「なぜ?」「なんで?」「どうして?」と探究心がどんどん湧き出てきました。子ども達がつくる授業という意味がよくわかりました。なかなか教材研究する時間がとれないのが現実ですが、Blackな教材にとても引かれました。ゆっくり時間を作って、いろいろ調べてみたいです。

●  授業は教材が9割ということで、子どもが興味を持つBlackな教材を考えて行きたいと思います。また、こどもから出てくる純粋な質問にも丁寧に答えていきたいと思いました。

● やはり木幡先生の持っているBlagkな教材は「おもしろい!」の一言です。大人がひきつけられるものなら、子どもはもっとでしょう。今回のことを頭に入れ、また、新しい教材を開発していきたいと思います。話術も必要だと思いました。

● 大人も子どもも、やはり目で見える実験はとても楽しく「百聞は一見にしかず」と思いました。また、どうしてそうなるのかを考えることの奥深さも感じました。

● とてもワクワクした授業でした。子ども達にもこのワクワク感を与えられる授業を行いたいと思いました。「どうなるのかな?」と子どもに興味を持ってもらえることがとても大事だと通関しました。

------------------------------------以上、転載終了


と、まあ、こんな感じです。

人が学ぶということは、何か知りたいという欲求が無ければ成立しません。そのためには、今まで当たり前と思われてきたルートに亀裂を作り、それを埋めていく作業=ダイアローグが必要です。Blackdな教材が必要なのは、こういう理由です。

教科書通り教えても亀裂や断裂は起きず、子どもの中になんの事件も起きません。つまらない知識の注入が行われるだけです。それを様々な技術で補うことは、とても危険なことです。
原点=教材に回帰することが重要です。

今回の講座では、いくつかの亀裂を教師の中に作り出すことができました。
後は、貴方自身の楽しいことの追求と決意の問題です。

※ Blackな教材については、拙著『算数のできる子どもを育てる』(講談社現代新書)、ならびに『カレーを作れる子は算数もできる』(講談社現代新書)を御覧ください。

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