VOL 1509 2008.7.11
● 教職員採用試験の思い出 その(2) 東京編
なんだかんだで教員採用試験三発三中!35年前の木幡マン。東京は清瀬市から面接の通知が来た。5人ずつの集団面接。前に座るは、教育委員会のお偉方・・・。
「教員として勤務するにあたって、どのような服装が適切だと思いますか?」
(つまらない質問をするなあ)と思っていたら、隣の男(ぼくと同じ大学)がこう答えた。
「私は、体操着が一番いいと思います。子どもと接するには、活動的な服装がいいからです」
残念ながら、ぼくにはこういうセンスは、全くない。よくいますよね、日曜日にジャージ姿でうろうろしているオヤジが・・・。体操着は、運動するときの服装!TPOをわきまえなきゃ!
そして、ぼくの番がやってきた。
「ぼくは、そう思いません。体操着は、体育の授業の時。その他は清潔であれば、ネクタイを除いてなんでもいいんじゃないでしょうか?」
ちなみに、ぼくの前の面接官は、全員ネクタイをしめていた・・・。
最後に面接官から「何か質問はありませんか?」
しーん・・・。
そこでぼくが一つだけ質問。
「清瀬市に教職員住宅は、ありますか?」
すでに学生結婚していたので、もし採用されたら当時住んでいた埼玉県幸手町(現幸手市)から清瀬市に通うには、相当時間がかかる。
「いや、清瀬市には教職員住宅は、無いんですよ」
「そうですか、それでは私は清瀬市の教職員は辞退させていただきます」
面接官および周りの受験生の目は点になっていた・・・。
(続く)
※ 次回は、埼玉県編