デイリーフレネ

VOL 1514

● 北川さんとの往復書簡

先日行われた授業作りの会「BASIC」のゲストにおいでいた
だいた北川達夫さんと木幡の往復書簡です。

【木幡→北川】

こんにちは!木幡です。
先日は、お暑い中、実りのあるワークショップをしていただき、
ありがとうございました。

対論・対話・会話の違いのお話の中で、大昔(40年くらい前で
しょうか)に読んだ毛沢東の『実践論・矛盾論』や弁証法にお
ける止揚などなど思い出し、感慨深いものがありました。

お話しを三回お聞きし、対話のある授業は、『読み』の授業の
中だけでなく、全ての授業(私の場合は、算数・数学)でも可能
であり、今まで私が行ってきた授業実践は、間違いではなかっ
たことを確信いたしました。本当にありがとうございます。

いつも薄謝で申し訳ありませんが、機会があれば再度ワーク
ショップを企画したいと思います。その際は、また、よろしくお
願いいたします。

心より、感謝をこめて・・・。

PS:ワークショップの様子、下記のブログにアップいたしました。
   ぜひ、ご覧になってください。
       ↓
http://www.jfreinet.com/day/index.html


フリースクール ジャパンフレネ代表 木幡 寛

【北川→木幡】
木幡先生

先日はこちらこそお世話になりました。いつも私にとっ
ても実りの多いワークショップになるので嬉しく思って
おります。

「フィンランド教育」とか「フィンランド・メソッド」などとい
うと、どうしても珍奇で即効性のある、お手軽勉強法を
期待されることが多く、このあいだのような話や課題を
すると、途端に興味を失う方々が少なくないのです。
(最近は、いわゆるパクリ本のせいで、一部でますます
その傾向が強まっています)

その一方で、Basicの合宿では、一昨年に初めて呼ん
でいただいた時から、本質に迫る話(それだけにとっつ
きにくい話)をすればするほど、決して取り組みやすい
とはいえない課題をすればするほど、繰り返し呼んで
いただける結果となったので、「分かる人には分かるん
だ」と安心すると同時に、ずいぶん勇気づけられました。

「分からないから話す。話したからといって分かるとは
限らない」のが対話とはいえ、ときどき砂漠にスポイト
で水まきをしているような絶望に襲われるのです。

ですので、何かワークショップを企画されるときは、
気軽に声をおかけください。喜んでご協力いたします。

北川達夫

PS 8月11日発売の「週刊東洋経済」に、私の「紙
上対話ワークショップ」が掲載されます(pp66-69)。
3つの課題のうち、1つはワークショップで行ったのと
同じもの(ホームズ事件)ですが、ほかの2つは新作
ですので、よろしかったら御覧下さい。

東洋経済の新人記者3人(なかなか秀才ぞろいでし
た)を相手に2時間かけてやったワークショップを4
ページでまとめたものなので、ちょっと無理はありま
すが。

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